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◆象骨製投扇興 蝶、的|骨董品・美術品出張買取古美術久田 新入荷情報◆

一体何に使うものなのか?
そんなものが入荷しました。

表面は艶があり固いのですが、中のほうは中空というか軽石のような感じになっていました。
初めは桐?製もしくはなんらかの木製と思っていたのです。
木製にしては形が不思議に歪みがあり、明らかに木の収縮による歪みとは違っておりました。
もう一度よく見るとこれは大型動物の骨でできているとの結論に至りました。
大きさは34×38cmかなりの大型の動物です。
おそらく象の頭骨の一部ではないかと推測します。
金蒔絵で雲、色絵で鶴亀が描かれております、蒔絵の具合から江戸中期ごろではないかと思われます。
扇形の縁に小穴が開けられており、なにかを吊り下げていたようです。
鈴をつけて投扇興の的としてていたのでは?と思われますが、
類例がなくはっきりとはわかりませんでした。
 
投扇興 蝶 的.jpg
投扇興 蝶 的.jpg
投扇興 蝶 的 裏.jpg
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投扇興 蝶 的 詳細.jpg
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